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 シャープ、扇風機使用時の“だるさ感”抑える効果を実証
シャープは、同社の扇風機に搭載する機能について、長時間使用時に感じる“だるさ感”を抑える効果があることを実証したと発表した。同社では、この機能を改良したものを2016年モデルに搭載しており、「PJ-F3DG(プラズマクラスター扇風機 ハイポジション・リビングファン)」として2016年4月15日に発売する。価格はオープンだが、市場想定価格は3万1000円前後(税別)。月産3000台を予定する。

扇風機の風を長時間浴びると、体から熱が奪われるとともに肌表面の水分が蒸発して体表面の温度が下がり、血流が悪くなりやすい。これが“だるさ感”の原因と考えられるという。解決の方向性は2つ。1つは、ムラの少ない風を作り出すこと。これは、数千キロ飛ぶことができるアサギマダラ蝶の羽根のうねりやくびれを羽根の形状に応用することで実現した。もう1つは、扇風機からの風に保湿機能を持たせることだ。こちらは、同社のプラズマクラスター技術を用いた。水分子で囲まれたプラズマクラスターイオンがあることで、肌表面の水分蒸発を抑えられるとする。

これら2つの機能を搭載した製品「PJ-E3DG」と、こうした機能を搭載しない従来羽根扇風機「PJ-E3AS」を用いた実証実験を、総合医科学研究所にて行った。被験者は20~60代の女性24人で、被験者の自覚症しらべによる評価(主観評価)を、同一被験者による比較テスト(クロスオーバーテスト)を行った。機能搭載製品では、従来羽根扇風機に比べて、試験開始120分後に、効果が認められたとする。

今回発売する新製品「PJ-F3DG」では、アサギマダラ蝶の特徴に加えて、アゲハ蝶の尾状突起を組み合わせた羽根形状を採用する。回転時に3重の軌跡を描くようになり、7枚羽根でありながら21枚羽根相当と、風の滑らかさが向上したとする。PJ-E3DGは14枚羽根相当だった。 
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